お母さん応援連載 その3 自営業者数、激減中。子育ての環境は・・・?!


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みなさまの居場所作りをメインテーマにした

子育て支援、学生応援の給食カフェです。



お母さん応援シリーズ 第3回は
「自営業者、激減中。子育ての環境は・・・?!」
です ♪






「あなたの知り合いに自営業をメインの仕事としている方は何人いますか?」



こんなデータがあります。


日本の就業者数の割合

1955年(60年前)  自営業 56.5%   雇用者 43.5%
1965年(50年前)  自営業 39.2%   雇用者 60.8%
1975年(40年前)  自営業 30.0%   雇用者 69.8%
1985年(30年前)  自営業 25.4%   雇用者 74.3%
1995年(20年前)  自営業 18.3%   雇用者 81.5%
2005年(10年前)  自営業 14.7%   雇用者 84.8%
2015年(昨年度)  自営業 11.1%   雇用者 88.5%

 ※自営業・・・自営業者・家族従業者を加えた人数
   
総務省統計局のデータです。




このデータから、次のことがわかります。





①全就業者に占めるサラリーマン(雇用者)の比率は、88.5%
日本の全人口1億2千万人の44%がサラリーマン!



サラリーマンは人数でいうと5640万人にのぼり
昨年度から1年間で45万人も増加しています


日本の人口が、減少するなか

雇用され、給料をもらっているサラリーマンの人数は
過去最高を更新し続けているのです。

赤ちゃんからご老人まで、日本の全人口の
44%が サラリーマン
ということになるのです。









自営業者比率11.1%、全人口のわずか5.5%


自営業者、家族従業者は人数でいうと705万人
昨年度から1年間で20万人減少しています。

毎年、たくさんの自営業者が廃業に追い込まれたり、引退したり、
雇用者(サラリーマン)になったりしているのです。









③自営業者数の減少に歯止めがかからず・・・!



60年前
56.5%が、自営業者・家族従業者
サラリーマンは、43.5%
自営業者の方が、サラリーマンより多かったのです。



現在
自営業者11.1%
サラリーマン88.5%


このような自営業者の激減率は、世界にも類をみないそうです。














それでは、
日本の自営業者の割合が落ちていくと、どんな問題が発生するでしょうか。



自営業で働く労働者の雇用の問題
再雇用先の賃金の問題
大きな組織に属する労働者ばかりになって、全体主義的な社会になる危険がある
 など

いくつかの問題が掲げられるでしょう。


しかしながら、声を大にして言いたいのは
この現実が、子育てをする社会環境の悪化
に直結していると考えられることです。










地域コミュニティが維持できなくなる


地域の人、ご近所がみな

サラリーマンの共稼ぎ家庭になってくると

働く場所と生活の場が別々になり、

昼間、地域に滞在する人がいなくなってきます。



PTAや子ども会や育成会、町内の行事など、平日の昼間に行われている行事に

参加できない人ばかり。



親たちは、仕事と家の往復のみ。

子どもたちも、学校や保育園と、家の往復だけ。

近所の人たちの顔を知らず、何をしているかも知らず・・・。






地域コミュニティがないから

当然、前回記事にした
“10人の大人の目”
一番長い時間を過ごすであろう
自宅周辺から注いでもらうことが期待できないのです


このことは、子どもたちの成長において

非常に不自然なことと思われます。



さらに
雇用者の高齢化も進み
頼みの祖父や祖母も
昼間、自宅とは離れた職場で働くようになり・・・。




ますます
“10人の大人の目”は、遠いものになっていきます。











親子の関わる時間が、全体的に少なくなる





サラリーマン(雇用者)は、自宅ではなく他の場所で働くことがほとんどです。

そのため自営業者に比べて、家に滞在する時間が

絶対的に少なくなります。



例えば、職場まで片道1時間通勤すれば

往復2時間、家族との時間が減っていきます。

必然的に、子どもと関わる時間も、少なくなります。



昔のように、農家や個人商店、自宅工場などが多かった時代は

いつも働く親の近くで、子どもが成長することができました。



子育ての環境において

「親の働く背中を見ることができる」
このことが、どんなにか大切なことか・・・!


サラリーマン家庭が増え、自営業者が減ることの

一番の問題は、この点にあると思います。




次回は、その問題をひもといていきます。

こうご期待・・・!。




























お母さん応援連載 その2 お母さんはエライ!10人分、頑張っているのです!


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お母さん応援シリーズ 第2回は
「お母さんはエライ!10人分、頑張っているのです!」
です ♪




昭和30年代までの日本では
日常の生活の中に
1人の子どもに対して
“10人の大人の目” があったそうです。



10人とは・・・

お父さん
お母さん
おじいちゃん
おばあちゃん
親戚

その中で以外にも大切なのが
近くに住む
おじさん・おばさん
つまり
お父さん・お母さんの兄弟

まだ結婚していなくて同居している
おじさん・おばさんもいた時代でした。

そして
10人の中で忘れてはならないのが
ご近所さん・・・!

常に、
1人の子どもに対して
そういった“10人の大人の目”があったそうです。






男の子が、小学校で友だちとトラブルがあって
家に泣き帰ったとします。



お父さん
「その位で、泣くな!男だろ・・・!」

お母さん
「(理由を聞いて)そりゃあ、我慢するしかない、お前も悪い。」


親は、だいたい説教が始まってしまいます(-_-;)

しつけをするのが、親の仕事ですから・・・。




でも
例えば、おばあちゃん
「よしよし・・・、辛かったんだよね。涙だって、出るよね。お前の気持ちはわかるよ。」

と、大きな気持ちで客観的に受けとめてくれるでしょう。



ここで、キーパーソン
おじさんやおばさん☆

おじさん
「兄貴のやつ、あんなに怒って!兄貴だって、子どもの時は、めちゃくちゃ泣き虫で
親父にしょっちゅう、“男のくせに!”って、怒られていたんだよ!
気にするな。
よし!おじさんと気晴らしに、焼きまんじゅうでも食いにいくか・・・!」


おせっかいなご近所さん
声をかけてくれます(^^)/




まだ
未熟な子どもたち
傷付きやすい年頃の子どもたち
ひとつのことに、いっぱいいっぱいになってしまう子どもたち

に対して


こんなふうに
関わりの中で
それぞれの立場の
10人の大人の視点から
怒ったり、なぐさめたり、ほめたり、けなしたり
10通りの関わり方をしていく中で



子どもたちは
トラブルに対処する経験を積み
太く大きくたくましく、成長していくことができるのです。




40年~50年前までの日本は
そういった農耕民族、村社会の良さを
保ちながら、子育てをしてきました。

よく
「昔の親はほめなくても、子どもは順調に育った」
「親にほめられたことがない」

といった意見を耳にしますが



当時ははほめなくても
子どもに関わる他の誰かが、その子を認めたりほめたりしていたのです。
怒る人・しつける人
認める人・ほめる人・・・。
みんなでそれぞれ
役割を分担 していただけなのです。














さて、今の時代の子育てはいかがでしょう。
あなたの子どもは、10人の大人の“目”がありますでしょうか。



長女が生まれて20年がたちました。

20年前よりも確実に

世の中の父親も母親も、忙しくなっていることを

肌で感じます。



若い世代のお父さんたちの年収が、20年前よりも平均的に少なくなり

その分、お母さんもフルに働くようになりました。

夜勤が当たり前の仕事も増えました。




お母さんたちは、エライのです!

1人で10人分
あるいは お父さんの分を除いても 9人分の
子育ての役目を背負っているのです!


しつけたり
ほめたり
おこったり
なだめたり
遠くからながめたり


それと同時に
家事をこなし
仕事もして
自分のストレス
家族のストレス
対人関係のストレスも、請負い

気を使い、気を使い、気を使い・・・


お母さんたち!
いっぱいいっぱいになるのは
当たり前なのです・・・!





一方
当の子どもにとっても

いっぱいいっぱいになっている
お母さんとしか接する機会がなければ
他の10人の“目”に接するチャンスがなければ


どうなることでしょうか。



その子を
お母さんが
「 漢字テストで40点しかとれない、ダメな子」
「私は、ダメな子を育てた、ダメな母親」

という見方をしてしまったら、

それが、その子にとっての全ての見方になってしまいます。



当の子どもも 自分のことを

「お母さんを悩ませている、勉強のできないダメな自分」

と、自分を否定したままになってしまいます。





しかしながら

他の人たち

「前は20点だったから、それよりも20点アップだったよ!」

「結果はでなくても、努力したことが次につながる!」

「お父さんも、漢字は苦手だったから、一緒に練習してみようか。」

「運動ができるし、他にいいところがあるから、お母さん そんなに落ち込まなくても・・・」

「いやいや、やっぱり最低限は、勉強をできるよう努力しなくちゃ・・・」

などなど

なだめたり、ほめたり、おこったり、などなど・・・



お母さんと子どもとの
成長を共にしていく
他のたくさんの人々が身近にいることが
どんなにか、その親子にとって
プラスなことか・・・!!!



お母さんたち・・・(*^^*)!

10人分背負ってきて、本当にエライです・・・♡




これからは

その重荷を、できるだけ軽くしていきましょう♪♪♪




第2回は、その重荷の背景を、さらに掘り下げて

お話いたします~!




















お母さん応援連載 その1



「給食カフェ&ホッとスペース samiitosu (サミートス)」 は、



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子育て支援、学生応援の給食カフェです。

構想13年・・・!

いろいろな思いが詰まっています。








自分が子ども4人を育てるのに、
とても孤独を感じ、苦しかった・・・。



でも、もがいていくうちに、
だんだんと、その苦しさの原因や理由が分かり、解決していき、

子どもと関わることが、楽しさに変わっていきました。



楽しそうにしていたら
たくさんの方から相談を受けるようになってきました。

みんなが、少しずつ、楽に、楽しそうになっていく様子をみることが幸せでした。





もしかしたら

子どもと関わることに、苦しさや辛さを感じているお母さんたちに

私の経験や知識が、お役に立てることがあるかもしれない・・・!

サミートスは、そんな思いで作った 「居場所」 なのです。






このブログを書き始めて、嬉しいことに
サミートスに直接来ることができない、お忙しい方、遠方の方 など・・・

さらに、思いを伝えることが出来るようになりました。



本当に、嬉しいです(*^^*)!





苦しい、辛い、どうしたらいいかわからない・・・

そんな気持ちを抱えている、お母さんたちが、少しでも、気持ちを楽にすることができたら・・・

めちゃくちゃ 本望です~(*^^*)!





サミートスのキッズルームの“壁画”(?!) 。

息子たちが作りました。

実は、SAMITOSU・・・ “ I ” が抜けています (>_<)

昨日も、何人もの方に、キッズルームをご利用いただきました。

ありがとうございます・・・!










「お母さん応援」 として、
4~5回の連載をスタートいたします!


伝えたいことが、沢山沢山 ある中、

少しずつ小出しに、書いていきます。


どうぞ、お付き合い願います~♪